圧電式ひずみセンサ、プレス、カス上がり、トレンド、予知保全
依頼主業種 : プレス加工

高精度なカス上がり検知をしたい

抱えていた課題

変位式のカス上がり検知機で検出することのできない小さいカスを検出したい。

課題解決

プレス加工時に発生するダイプレートのひずみを計測します。

金型のダイプレート側面にM6のタップ(下図 赤丸)を立ててもらい圧電式ひずみセンサを設置しました。

下図のグラフはt0.3 x Φ0.5のカスがワークの上に乗っかった状態でプレスしたときのグラフです。

上型のストリッパープレートがダイプレートに当たる瞬間、材料にカスが乗っているとひずみが変化します。この事象を捉えることで量産中のカス上がりを高精度に判定できるようになりました。

測定条件 50tプレス  生産速度:750 shot / min

測定角度140°~200°  測定時間:約20msec

 

金型に大きな変更をすることなく、圧電式ひずみセンサを取り付けるだけで高精度なカス上がり検知を実現しました。 圧電式センサは高い応答性を持っているので、高速プレスで発生するわずかな挙動も捉えることができます。

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